2024.4.1 入社式を開催いたしました

2024.4.1 入社式を開催いたしました

2024年4月1日、株式会社東京レーベルに3名の新入社員を迎えました。昨年の春から当社では新たな試みとして新卒採用を行い、今年入社した3名は待望の新卒第1期生です。今回の記事では、入社式当日の様子をレポート形式でお伝えします。現在就職活動中の学生の皆様にも、当社を知っていただくいい機会になると思いますので、お時間のある方はぜひご覧ください。

入社式当日

東京レーベル初の入社式は、麻布十番BIRTHLABさんのイベント会場をお借りし実施しました。元々カーテン屋だったという1階は、天井高を存分に活かした改装をされており、開放感溢れるとても心地の良い空間でした。こうした会場をお借りすることで、型にはまらない、個性のある東京レーベルらしさを演出することができ、新入社員の緊張を柔らげる一つの要素になったと感じます。

式は代表取締役小栗による挨拶からスタート。小栗自身が体験した入社式の様子や、会社設立初期のこと、そして新入社員へのメッセージを伝えていきました。以下に内容を抜粋します。

▼小栗

・ピンチはチャンス

自分の入社時においては、ピンチの連続で、謝ってばかりのことが多かったです。初めてのこと、わからないこと、やってみたら先輩や上司に違うと言われたり、最近でも、お客様や入居者様、近隣の方にご指摘をいただくなど、仕事をしてると必ずピンチが訪れます。その時どう考えるか、どう行動するかが仕事において重要だと考えます。大事なのは心構えで、ここを乗り切れば、信頼されるかもしれない、うまくいくかもしれないと思うこと、そこからチャンスが切り開けると思うことがとても大切です。

・石丸市長の言葉「いのちだいじに」

新成人向けに石丸市長が伝えていたメッセージです。自分の命は限られていて、この限られた人生の中で何に時間を使うかが重要。無意味な時間を過ごすのではなく、(もちろん遊びも大事ですが、遊びも含めて)限られた時間を大切にしてほしいと思っています。また、時間の使い方として、打ち合わせに遅刻する、無意味な会議を続けてしまうなど、上司、先輩、仲間との過ごし方を考えるきっかけにもしてほしいです。命を大事に、限られた時間の中でどう過ごすか。東京レーベルで、3人にとっても充実した時間になるようにそういった環境を提供していきたいと思っています。

続いて、同じく、代表取締役の吉川より新社会人として大切にすべき3つのことについてお伝えしました。以下に内容を抜粋します。

▼吉川

・社会人になると誰も大事なことを教えてくれない

学生の時は、学生である意味や目的、限られた時間でのゴールが設定されていました。ですが、社会人になると、正しいゴール、目的、意義は誰かが与えてくれるものでなく、どうするのかを自分で考えるしかありません。社会には隠されたゴールとか目的みたいなものがあって、みんなそれを教えてくれない。その中でこうかなと考えて動くことが大事ですし、それが社会なんだと認識することが大事です。

・ここから本当の勉強が始まる

大学を卒業して勉強が終わったのではなく、始まったということを認識してください。勉強の第一歩は、わからないことに興味を持つことです。わからないことが目の前に現れた時に、どうせ調べても意味はないと思って避けるのではなく、わからないことを解消していくことが大事です。

・仕事は所詮仕事

仕事は趣味だと思っています。皆さんも趣味があると思いますが、趣味には夢中になるものもあると思っていて、そういう感覚で私は仕事に意欲的に取り組みます。ですが、趣味なので、体調が悪いとか、気分が悪い場合は今日は休もうとか、出てくると思います。ある意味、仕事もその程度のものだと捉えることも必要です。基本的には、働かなきゃいけないから働くというのが嫌で、働きたいから働くというのが健全だと思っています。

要は、あまり悩み込まないようにしましょう。自分なりに突き詰めることも大事ですが、それも生活の一部に過ぎません。いい距離感、いい付き合い方を見つけていくことが大事だと思います。

中盤で行った辞令交付では、小栗から新入社員一人ひとりに辞令を読み上げ、時間をかけて丁寧に渡していた様子が印象的かつ、東京レーベルらしさが垣間見えた瞬間でした。業務においてもそうですが、こうして一人ひとりに向き合う場を設ける点は、当社の特徴の一つであり、時間をかけ、過程に重きをおくことができる、そんな環境があることが我々の会社の強みです。細部まで気を配り、個々人が行動に責任をもつ文化は、設立5年の若い会社ではありますが、きちんと根付いています。

昨年、新卒入社した井上(実は当社には新卒0期生がいます)は、先輩社員挨拶の中で当社のこうした社風に最初は戸惑いがあったと話していました。自分が新卒就活していたときに想像していたものと、実社会とのギャップ。その中でも成長するに至った経緯や、当社で働く際のアドバイスを彼女なりの視点、そして言葉で伝えてくれました。年齢も近く、同じ境遇にある先輩社員の話は、新入社員にとって大変親しみやすく、心に残るメッセージだったのではないでしょうか。

入社式後には、会社説明を兼ねて社内全体会議を執り行いました。当社では四半期に一度全体会議を開き、事業の業績や今後の方針等を共有しています。良い点はもちろん、悪い点も含め社内の情報を社員へオープンにすることで、会社の方向性をすり合わせています。経験や考え方の異なるそれぞれに個性をもった個人が、一つのチームとして働くうえで、こうした時間はとても重要です。

さて、安心するとお腹が空くのは、役員も新入社員も一緒だったのではないでしょうか。式典終わりには、同会場にてケータリングを手配し懇親会を開きました。昨年の納会や、内定式後の懇親会でもコミュニケーションの場はありましたが、この日は一段と会話も弾み、皆さんの距離がぐっと縮まったように感じます。

新入社員の皆さんへ

小栗、吉川の話にもありましたが、まずは新入社員の皆さまに入社いただけたことを、社員一同大変嬉しく思います。現代では、コロナ渦を期に職業選択の自由度が上がり、選択の余地が増えたことに応じて、個々の将来の自分への責任も増え、苦労が多かったのではないでしょうか。昔のように大企業に就職すれば安泰といった時代は終わりましたし、SNSで企業の口コミを目にする機会も増え、情報の多い中、就職活動に沢山の時間を費やしたことと思います。そんな過酷な就職活動を経て、ご自身で選ばれた道、そして体験そのものはきっと今後の人生の糧になります。一緒に働いていくこれからの時間がより充実した発見と成長に満ちたものとなるよう、私たちからも全力でサポートさせてください。

2025年卒就職活動中の皆さんへ

以前、当社では、中途採用のみを行っており、スキルや経験豊富なメンバーを揃え、少数精鋭の強い組織といった会社でした。ですが、個の力、1人の能力に頼りすぎていた為に、個人事業主の集まりのような一体感のない組織となっていることに気付き、とあるタイミングで会社内部の採用を見直した背景があります。入社式の小栗の話にもあったように、ピンチがきましたが、ここからがチャンスへのターニングポイントです。

新卒採用を導入、そして今年も引き続き行うことで、組織にとっていい風が吹き、会社が強くなるのでは、文化が変わりプラスになることが増えるのではと考えています。

私たち東京レーベルでは、当社の価値観に共感してもらえる方、成長したい意欲のある方を採用基準としています。少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひセミナーへのご参加をお待ちしております。

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齋藤 美穂

都内バレエ団にてダンサーとして働く傍ら、飲食店レセプションに従事。その後、東京レーベルに入社。現在はコーポレート人事担当として業務に携わる。