目黒区のワンルームにて創業/新築一棟企画に特化した不動産会社としての歩み

目黒区のワンルームにて創業/新築一棟企画に特化した不動産会社としての歩み

本日は、HPリニューアルのこの機会に、東京レーベルという会社をいくつかの観点から紹介させていただきます!

1. 東京レーベルの歴史

東京レーベルは、2019年7月、目黒区のワンルームにて、代表の小栗が1人で創業した不動産会社です。
当初は、個人事業の延長のような形で始まりましたが、それから1年後、拠点を現在の渋谷区恵比寿へ移し、徐々にメンバーを増やしながら、会社組織としての歩みを始めました。

現在の主力事業である新築一棟企画事業も当時は、まだ事業と呼べるほど整ったものではなく、一つ一つ手探りで組み立ててきました。
大変ありがたいことに、まだ実績もそれほど十分ではない東京レーベルを信じて、一緒に取り組んでいただけるお客様が数組いらっしゃいました。そういった状況であったからこそ、我々もその数物件に全力を注ぎ、結果的に非常に良い企画に仕上がったと自負しています。
これらが初期の実績となり、その後少しずつですが、東京レーベルを認知いただき、当社の企画物件に取り組みたいとご要望いただける方が増えてまいりました。

当初は年間に数件という規模で始まりましたが、現在では年間約10件のプロジェクトを組成することができています。ですが、それ以上に多くの反響をいただいている状況ですので、より多くのプロジェクトをご提供できるよう、一層メンバー一丸となって取り組んでいきたいと考えています。

本年の7月をもって、設立から4年が経過し、現在5期目に突入したところです。
この間、多くのお客様や協力業者様に支えていただき、おかげさまで会社及び事業を一定の規模に拡大することができました。
ですが、ここまではあくまでも会社が独り立ちするための、創業フェーズであったと考えています。
今期からは、会社が次のステージへ向かうべく、成長フェーズへ移行したという認識のもと、新しいチャレンジの場を創造しています。

2. 東京レーベルのメンバー

不動産は、商材の力が非常に強い、特殊な業界であると考えています。
また、日本はまだまだ情報の非対称性が高く、非常に閉鎖的な市場でもあります。
ですので、ともすれば、どの不動産会社が扱っても、あまり結果が変わらない、ということが起き得ます。

ですが、だからこそ、東京レーベルは事業の担い手であるメンバーが非常に重要だと考えています。
東京レーベルのメンバーは、多くが業界、あるいは職種未経験の状態で入社します。
特殊な業界であるからこそ、メンバーの個性を活かし、また業界を外から俯瞰する視野が差別化要素につながると信じています。
当然、プロフェッショナルとして必要となる知識、スキルは入社後徹底的にインプットしますが、不動産業者としてだけではなく、いちビジネスマン、いち社会人として、何が正しいのか、何が価値あるものか、を日々追求できるメンバーが揃っています。

東京レーベルは現在グループ全体で、約20名弱のメンバーが在籍しています。
これまでメンバーは中途採用のみで募集してまいりましたが、今年度より新卒採用も開始しました。まだまだ市場全体で見れば、歴史も浅く、若い会社ではありますが、ここからの成長に向けては、中途、新卒両面で人材育成し、会社全体の視野を広げ、力をつけていきたいと考えています。

3. 東京レーベルのチーム

東京レーベルでは、主力事業である新築一棟企画事業部にほとんどのメンバーが所属しています。
新築一棟企画事業部は、以下のチームに分解されます。

不動産売買チーム

企画用の土地を購入し、プロジェクトを組成する仕入メンバーと、企画後の土地を売却し、その後のフェーズにおいてお客様専用の窓口となる販売メンバーにて構成されています。
売買チームの特徴は、全員が仕入・販売両面に対応できること、また、いわゆる営業系のチームでありながら、自ら建築プランを生成できることが強みです。

建築・設計コンサルティングチーム

企画物件における基本図面、デザイン・仕様を作り上げるプランニング業務と、施工期間中における細やかなプロジェクト管理をするコンサルティング業務を担います。
建築の専門的な知見だけではなく、投資物件としての収支がどうかという事業視点、及びプロジェクトがスムーズに進行するための高度なコミュニケーション能力を兼ね備えていることが強みです。

リーシングチーム

東京レーベルが企画した物件の賃貸募集、及び管理業務を担います。
自社の企画であるからこそ、写真の画角、募集資料の一言一句までこだわり抜いた丁寧な募集作業ができること、
また同様に建物の細部まで把握しており、常に施工会社と協調できることなど、
価格だけではない価値を提供できることが強みです。

その他にも新規事業として、自社での収益不動産開発事業やシェアオフィス事業を今年度より新たに展開する予定であります。これらを立ち上げ、今後の柱の一つとして成長させていくため、それらを推進するチームも組成段階にあります。
あるいは、会社の規模が少しずつ拡大していくに連れ、本社機能としてのマーケティング、人事、総務、財務などを扱いチームも必要となり、こちらも今年度より体制を強化しています。

東京レーベルでは、チームにおける職掌の分担も重要なことだと思っていますが、それ以上にチームの垣根を越えて協業すること、あるいは他チームの領域であっても関心を持ち、自分なりの見解を持つこと、を非常に重要視しています。特に我々のような創業フェーズから一歩抜けたくらいのベンチャー企業であれば、まだまだ組織形態が定まっていないところが多くあります。各々が守備範囲を固定しすぎることなく、それを広げることで、会社にとっても、個人にとっても多くの成長機会が得られると信じています。

吉川 千尋

一橋大学大学院卒業後、日本アイ・ビー・エム(株)にファイナンス職として入社。経理・財務担当者を経て、国内のM&Aプロジェクトに従事。東京レーベルに入社後、2022年に新築一棟企画事業のCEOに就任。